
coffee with…
Coffee With: 新たな体験を創造する
"Coffee With" 珈琲と共に○○。○○に入る言葉は、それぞれ異なるでしょう。
いずれにしても単なるコーヒーを超えるあなたにとって大切な価値が込められています。コーヒーがもたらすのは、香りや味だけでなく、心温まる瞬間や人との深いつながりです。私たちは、その力を最大限に活かし、日常に彩りを加え、心に残る体験をお届けするよう努めています。
「純喫茶しのぶ」
に込めた想い
幼い頃、私は珈琲の香りに包まれて育ちました。 祖父母、父の兄弟たち――喫茶店を愛する賑やかな大人たちと暮らし、 彼らに連れられて、よく喫茶店へ足を運びました。
マスターと世間話をしながらコーヒーを楽しむ大人たちの姿や、鉄板で膨らむホットケーキをワクワクしながら待つ自分の姿が、今でも鮮明に思い出されます。 甘いシロップを垂らして口にほおばる私を見て、家族が嬉しそうに微笑んでいたあの時間。 それは、私の心の中で「愛情の軸」となっている、大切な人たちとの記憶です。喫茶店は、私にとって「愛の記憶」が息づく場所になりました。
今では、その大人たちのほとんどが天国に旅立ちました。 でも、心の中には今も、優しくて、温かくて、 無償の愛をくれた人たちが、静かに息づいています。
大好きだった祖母も、喫茶店で飲む珈琲が好きでした。 入院してから亡くなる日まで、 きっともう一度、あの味の珈琲を口にしたかったのではないかと思う。 その時、今の私がそばにいられたら―― そんな後悔が、今も胸の奥に残っています。
珈琲会社で働いていたある日、営業中に見かけた建設中の老人ホーム。 その瞬間、ふと心に浮かびました。 「ここで暮らす方々に、本格珈琲を届けられたらいいな」と。
それが、「純喫茶しのぶ」の始まりでした。 あれから20年。 今、私は出張喫茶として、施設で暮らす方々に珈琲を届けています。
香り、音、味、会話、そして笑顔。 五感で感じる珈琲の時間は、記憶をそっと呼び起こし、 心に灯りをともす、あたたかなひとときです。
「純喫茶しのぶ」は、今日も静かに、心を込めて珈琲を淹れています。 それは、過去と今をつなぐ、小さな愛のしずく。 そして、誰かの心にそっと寄り添う、やさしい時間です。
出張喫茶しのぶの誕生
「出張喫茶しのぶ」は、そんな私の原点から生まれました。 喫茶店という空間は、ただ飲み物を提供する場所ではなく、 人の記憶にそっと寄り添い、心をほどく場所だと思っています。
出張喫茶しのぶは、誰かの人生の断片に触れることを大切にしています。 懐かしい味、やさしい言葉、静かな時間—— それらが、誰かの涙をそっと受け止め、 また歩き出す力になることを願って。
想いを込めて
私は、喫茶を通して「愛された記憶」を届けたい。 それは、かつて私が受け取ったものでもあり、 今、誰かに手渡したいものでもあります。
出張喫茶しのぶは、どこかで誰かが「思い出したい」と願う瞬間に、 そっと現れる灯りのような存在でありたい。 そして、あなたの心に残るひとときを、丁寧に紡いでいきたいと思っています。
喫茶店の空気感、香り、味、会話、そして笑顔。 それらすべてを、もう一度感じていただけるように。 「純喫茶しのぶ」は、今日も心を込めて珈琲を淹れています。
「牧野しのぶ」について
■経歴
・1982年 食品産業高校 卒業
・1985年 酒造会社勤務 退職 結婚
・1994年 フレンチレストラン 喫茶担当
・2000年 宝塚あいあいパーク カフェ 店長
・2004年 大阪市役所本庁舎内 喫茶 店長
・2007年 珈琲会社 企画部企画営業担当
・2010年 ABCクッキングスタジオ 講師
・2010年 宝塚カフェ立上げサポート 店長10年間務める
・2021年 屋号「スリーコネクトニモ」創業 カフェ開業サポート
・2022年 屋号「Shinobu-Kikaku 」変更 カフェ開業サポート
■その他 (特許・表彰など)
・2001年 食品衛生責任者証取得
・2002年 調理師免許取得

【カフェ開業サポート実績】
・大阪岬町 「café₋kiitos」カフェキートス様
・神戸市灘区 摩耶 「カフェ ここっと」様
・淡路島 「カフェ カシュカシュ」様
・兵庫県 南武庫之荘 「Nanano-café」ななのかふぇ様 他【その他】
・喫茶開業希望の方に、ハンドドリップ珈琲の淹れ方レッスン
・大阪能勢 古民家「懐かしさの杜」様 オリジナルワッフル開発営業サポート
・兵庫県川西市 自宅ギャラリーカフェ メニュー開発サポート
・大阪天神橋 カフェメニュー・たんぱく質、体を作るメニュー開発